遠隔医療とは何か?

群馬大学医学部付属病院・日本遠隔医療学会 長谷川高志氏

高齢や重い病気で、病院への通院がとても苦しい患者さんは少なくありません。難病などで診療してくれる医師が近くにいない、通院もままならない患者さんもいます。僻地や離島で医療機関が無い地域に住んでいる患者さんも少なくありません。そんな方々でも医師に診てもらえる方法が開発されました。

 

最近では、インターネットや携帯電話などの発達で、いつでもどこでも綺麗な画像のテレビ電話を掛けることができるようになりました。優れた医療機器も開発されて、家庭で計った血圧の数値を通信で医療機関に送り、見て貰うことも可能になりました。遠くの病院のカルテを近くの医療機関からコンピュータで見ることも可能になりつつあります。このような新しい医療スタイルを「遠隔医療」と呼びます。遠くの医師がテレビ電話で診察をして、負担の大きい通院の回数を減らすことや、家庭での体調のデータを常に医師や看護師に捉えてもらい、生活上での指導を受けることなど、多くの取り組みについて研究や実証が進んでいます。

 

しかしながら遠隔医療は、まだ社会に広く受け入れられていません。遠隔医療のことを知る患者さん、医師や看護師がとても少ないです。健康保険での扱い(診療報酬制度)も整備が進んでいません。厚生労働省や都道府県庁でも検討が進んでいません。遠隔医療を希望する患者さんが増えれば、実施できる医療機関も増えます。健康保険での受診への道も広がります。多くの皆さんに遠隔医療を知ってもらい、必要とする人々の手に届くようにしたいです。 

最終更新日

2017.11.9

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お勧めの本

遠隔診療実践マニュアル    

 在宅医療推進のために篠原出版新社 2013/1/28) 

患者の声を聞く

 みんなで紡ぐ医療の絆篠原出版新社 2013/1/28)

リンク

一般社団法人日本遠隔医療学会

遠隔医療の学術団体

株式会社石神製作所

服薬支援装置を借りています

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プロフィール

大木里美

埼玉県に住む主婦で指定難病を患う患者です。

遠隔医療の普及を心から願い「一般社団法人埼玉県障害難病団体協議会(障難協)」及び「中枢性尿崩症(CDI)の会」と共に活動しています。

見守り機能付き服薬支援装置を使用していますが、見守りが心強く、乱れていた服薬状況も大きく改善、QOLが向上しました。

ドン臭いくせに猪突猛進の私ですが、良いご縁に恵まれ、助けて頂いています。幸せなことです。(皆さまに感謝)