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 (2017年7月9日~現在までの日記)

2017年

7月

09日

スマホで遠隔歯科相談(日本遠隔医療学会公式)を受けます!

長縄拓哉先生(東京女子医科大学医学部歯科口腔外科学講座 助教 副医局長・病棟医長)が開設された、『スマホで遠隔歯科相談(日本遠隔医療学会公式)』を受けさせてもらえることになりました!

この遠隔歯科相談は、「歯、口、顎に痛みや気になることがあるが、病気や怪我などで身体の自由がきかない、通院が難しい方」を診察対象とされており、難病患者も利用できます。

 

そこで、なぜ私が「遠隔歯科相談」を受けさせてもらうことになったのか、これまでの経緯をお話いたします。

 

長縄先生とは、当会のサポーターになって下さったことでご縁を頂きました。

もともと長縄先生のご専門は口腔顔面痛(口や顔などの難治性疼痛)なのだそうですが、先月開催した私たちの勉強会へのご参加をキッカケに「難病で病院に通えない患者さんは歯科医院にも通えないだろう」と想いをはせて下さったそうで、遠隔歯科相談の対象が慢性疼痛患者から“病院に通えないすべての人”に広がったそうです。

そのお話を伺った時は、一難病患者として本当に嬉しく思いました。

なぜなら、私は長年、患者会や難病連の活動などを通じ難病患者の支援に携わっていますが、患者のQOL向上を目指した社会的活動の高いハードルの1つが、患者数が少ないゆえ、利益に繋がらないことだからです。今回、思いがけず長縄先生の患者に寄り添うまっすぐなお気持ちに触れ、これまで高いハードルに泣かされ続けた分、本当に嬉しく思いました。

歯の問題を抱えつつも歯科医院に通えない難病患者は少なくないですし、私もそのような相談を度々受けてきました。長縄先生の遠隔歯科相談が本格的に稼動したら、救われる患者がたくさんいると思います。

もちろん、救われるのは遠隔歯科相談の対象である“病院に通えない方”だけではありません。

いつ、自分が、大切な家族が、親しい友人が当事者になってもおかしくないですし、結局は、「弱者(病院に通えない方)が救われるシステム = 全ての人が救われるシステム」でもあるからです。

そして、厚かましいことに、

「私(大木)も、遠隔歯科相談を体験させてもらえませんか?」

と、長縄先生にお願いしたところ、ありがたいことにご快諾を頂き、近いうちに受けられることになりました。(嬉)

実は私自身も難病患者特有の歯科の悩みを抱えています。私は下垂体機能低下症で、病気柄、強いストレスに対抗できない身体なのですが、数年前に虫歯の治療をした際、強いストレスがかかってしまったのか軽度の急性副腎不全を起こし、それ以降、「恐怖」が先立ち歯科受診ができなくなってしまったのです。(当然、治療も途中で放棄したままです)

だけど、私はまだ40代。このまま棺桶まで歯科の悩みを持っていけそうもないですし、今回、思い切って長縄先生にお願いした次第です。また、私が患者の視点から遠隔歯科相談の経過を綴ることで、これから受ける方のお役に立つのではないかとも思います。

ということで、遠隔歯科相談の経験談を、一からブログで綴っていきます。

右のブログの項目に、「遠隔歯科相談①」という新しい項目を設けました。→

 

最後になりましたが、下記は長縄先生のブログです。

若きイケメン先生の視点から、時に熱く、時に鋭く綴られており、遠隔医療に対する「希望」をもらえるブログなので、ぜひ、訪問して下さい。お勧めです!

歯科遠隔医療オフィシャルブログ(長縄拓哉先生)

2017年

7月

12日

妙に気がラクに

私、以前から、声を大にして聞きたかったのですが…。

仮にどれだけ優しい歯医者さんだったとしても、歯科独特の診察台に座り、ズラリと並ぶ治療機器や薬品を前にして、平常心で相談できるものなのでしょうか?

私はダメです。あの診察台に座った途端、心拍数があがり心ここにあらずになります。

もとからそんな感じだったのに、数年前、歯科治療中に急性副腎不全を起こしたのは致命的で、体調が悪化したことも重なり、「恐怖」から二度と行けなくなりました。

 

実は、長縄先生の遠隔歯科相談を受けることが決まってから、妙に気がラクになった私です。

まだ受ける前なのに「何でだろう?」と考えると、あの診察台に座らずに済むからです。

自宅の椅子で、治療機器の代わりに花を、薬品臭の代わりにコーヒーの香りでも漂わせ遠隔歯科相談を受ければ、心拍数があがり心ここにあらずなんてこと無いですよね。

もちろん、その日の体調に左右されず、移動しなくて良いことも、ありがたいです。

 

あらかじめ、きちんと相談にのってもらえるとわかっていることも、安心できます。

残念ながら、過去に歯のトラブルで歯科に行った際、ロクに話を聞いてくれなかったり、不機嫌な対応をされたことも少なからずあり、知らず知らず歯医者さんの顔色を伺っていました。

そして、何といっても気がラクになった一番の要因は、治療無しで、深刻なトラブルが話せる(相談できる)ことです。長縄先生の遠隔歯科相談を受けることが決まってからというもの、相談したい事柄が次々と頭に浮び、待ち遠しい感じです。見て見ぬふりをしてきたものの、「本当はすごく困っていたんだ。辛かったんだ」と、自分の心に気がつきました。

逆に、何で今まで遠隔歯科相談が普及していなかったのでしょう?

患者会仲間に遠隔歯科相談の話をしたところ、やはり喜んでいました。(だよね!)

 

今しか綴れない、遠隔歯科相談を受ける前の難病患者の気持ちでした。

2017年

7月

14日

予約しました(遠隔歯科相談)

今日、オンライン診療アプリCLINICS(クリニクス)』で、長縄先生の「遠隔歯科相談」を予約しました。

CLINICS』は、App StoreGoogle Playから、無料でダウンロードできます。

ちなみに、私はオババなので、基本は現金主義。主人に強く勧められ、家族カードは持っているものの、ほとんど使ったことがありません。

今回、CLINICS』のアカウント登録をするにあたり、ネット上で初めてクレジットカードを登録しましたが、迷った部分もあったものの、登録を終えて一通りの仕組みがわかれば、後は簡単でした。今日は、スムーズに予約を入れられました。p(^_^)q よし♪

ほんと、全てスマホで出来て便利です。

いつも担当医に相談がある時は、まず予約の電話をしてから、体調不良による移動困難の身でも電車とバスを乗り継ぎ遠方の病院へ通院するので、なんだか不思議な気もします。

ラクし過ぎて、バチが当たりそうです!?

2017年

8月

05日

今日は「遠隔歯科相談」の日

今日の午後、長縄拓哉先生の「遠隔歯科相談」を受けます。

初めての体験なので、本当に些細なことですが、気になっている点があります。

・スマホにアップで映った方が良いのか

歯医者さんの視点って、やはり患者の口元にいくのでしょうね。

どこをチェックされているのかわかりませんが、歯並び、歯の色、歯茎の色……くらいは遠隔歯科相談でも診ているのかなと思うと、なるべく口元が映るように、また口紅は塗らない方が良いのでしょうね。(落とそうっと!)

・どの歯が不調なのか、どう伝えれば良いのか

歯科の診察台の時は、口を開けて「この歯」と指をさせば良いことですが、スマホの場合は指をさしても見えないですよね。

「親知らずから数えて何番目」「歯全体を覆っている銀歯の下」みたいな表現で、どこの歯がどんな状態か伝わるものでしょうか。

本当に些細すぎますね。(笑)

長縄先生はプロ、オババが血迷っていても、全然大丈夫でしょうね。

私、「ちびくろサンボ」に出てくる“バターになった虎”のごとく、グルグルと気を回し過ぎてバターになるタイプなので…。

2017年

8月

05日

遠隔歯科相談を終えて

遠隔歯科相談を終えました。感想は大満足です♪

長年に渡り、悩み続けてきたことや知りたかったことを、じっくり相談できました。長縄先生から、本当にいろいろ教えて頂き、気持ちが軽くなった感じです。

歯科受診が恐怖でしたが、「この方法なら行けるかも」と光明が差しました。難病を患っていても、再び歯科受診できる方法(恐怖を感じずにすむ治療が可能なこと)を教えて頂いたことが、今回の相談ごとの中で一番の収穫だったかも知れません。治療無しの遠隔歯科相談ならではですね。

今は病状が重いので、少し落ち着いた頃、歯科受診できると良いです。

 

また、長縄先生とはほぼ初対面であり、私の苦手な歯医者さんであるにも関わらず、まったく緊張しませんでした。

正直、何本も虫歯を放置しているし洗いざらい告白するのも勇気のいることでしたが、ずっとニコニコされているし、診察室では多かれ少なかれ感じる威圧感など微塵も無く、“遠い親戚の歯医者をやっているお兄さん”に相談しているような感じだったというか…。終始リラックスして相談できました。

                            ちなみに、私は遠隔医療の普及を目指した活動をしていることもあり、身体はどう反応しているのか、遠隔歯科相談を受ける前と、受けた後に「血圧・脈拍」を測ってみました。
受ける前が「最高血圧136 最低血圧92 脈拍76」、受けた後は「最高血圧132 最低血圧90 脈拍79」でした。(写真)
私は、高血圧で降圧剤を服用していますが、ストレスがかからず、身体にも優しいですね。

再び「歯科受診しよう」という気持ちにさせて下さった長縄先生には感謝です!

2017年

8月

07日

服薬支援装置と遠隔歯科相談に思うこと

私は、お借りしている服薬支援装置と、受けさせてもらった遠隔歯科相談に感動しています。

けして大げさに言っている訳でも、お世辞でもないです。

 

服薬を助けてくれる人が身近にいる患者、また、必要な時にすぐ歯科受診できる患者にとっては、遠隔での支援である装置や相談はモノ足りないかも知れません。

少し困っている患者にとっては、便利で役立つモノ(コト)かも知れません。

ただ、私のように本当に困っている難病患者にとっては、非常に大きい「救い」でした。開発者および先駆者の想いが詰まった装置や相談は、私に光明を与えてくれたと断言できます。

 

だからといって、装置や相談は、依存してしまうモノ(コト)ではありません。

温かい支援は頂いても、そこから先へ進むのは患者自身であり、自立を妨げるモノ(コト)では無いと思います。

 

上手くまとめられないのですが、まるでイソップ童話の「北風と太陽」ですね。

「大事な薬だから飲み忘れてはダメです」

「何でこんなに悪くなるまで虫歯を放置していたの?」

と、手っ取り早く患者を指導しようと北風(注意)を吹きつけても、なかなか上着を脱がす(行動を起こさせる)ことはできません。それどころか頑なになってしまう場合もあります。

でも、太陽のようにサンサンと照りつける(適切&温かい支援)ことで、患者は自ら上着を脱ぐ(行動を起こす)機会も与えられるのだなぁと。

 

遠隔で行う支援の真髄に触れられたこと、ありがたいなぁと思います。

そして、普及して欲しいと心から願います。

最終更新日

2017.11.9

「ブログ」を更新しました

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お勧めの本

遠隔診療実践マニュアル    

 在宅医療推進のために篠原出版新社 2013/1/28) 

患者の声を聞く

 みんなで紡ぐ医療の絆篠原出版新社 2013/1/28)

リンク

一般社団法人日本遠隔医療学会

遠隔医療の学術団体

株式会社石神製作所

服薬支援装置を借りています

下記写真、クリックで拡大

プロフィール

大木里美

埼玉県に住む主婦で指定難病を患う患者です。

遠隔医療の普及を心から願い「一般社団法人埼玉県障害難病団体協議会(障難協)」及び「中枢性尿崩症(CDI)の会」と共に活動しています。

見守り機能付き服薬支援装置を使用していますが、見守りが心強く、乱れていた服薬状況も大きく改善、QOLが向上しました。

ドン臭いくせに猪突猛進の私ですが、良いご縁に恵まれ、助けて頂いています。幸せなことです。(皆さまに感謝)